白バイ

昨日の夜の事です。
雨の中混雑する25号線をトボトボ返っていると白バイと一緒になった。
少し白バイ警官と話をしながら走っていた。




例によって渋滞の中を隙間を縫ってスルスルと前に進んでいた。
すると前方に赤い点滅が。オヤ?
近づいて見ると白バイが渋滞に嵌ってノロノロ運転をしている。
自分の前後を走っていたオートバイは皆、白バイを恐れて後ろの方で固まっている。
何を怖がっているのか。




先ず、白バイに後方から近づく。
バックミラーの死界に入って傍で様子を伺うと、矢張り存在を感じるのかピクピクと
している。こちらを強烈に意識している。
横並びになって遅乗り比べ。どっちが足を地面に付けずにゆっくり走れるか・・・。
まぁ引き分け。
お互いにだんまりで併走していても面白くないので話し掛けてみる。
すると待っていたかの様に話し出しはりましたよ。




八尾市内25号線、志紀の手前に白バイ詰め所が有るのだが、そちらに向かっている。
何でも大雨で高速道路で事故が幾つか発生したので一旦、詰め所に戻って車で出動
せなならん、という事で忙しいみたいだった。
お疲れ様、気をつけてね。



自分は警察は余り好きではない。
しかし白バイは別であり敬意をはらっている。
馬鹿にしたりしない。



ずっと昔、自分がオートバイに血道を上げている頃である。
富雄の上の方にある「飛鳥ゴルフクラブ」というのが有る。
阪奈道路までの間、まるでカートレース場の様なチマチマしていてアップダウンが
幾つも有る。路面はガタガタ。
昔、自分のオートバイ全盛時代の頃はこの道で鍛えた。
阪奈道路を快走していて白バイが追っ掛けて来たら此処へ逃げ込んだ。
大きく重い図体をした白バイ、この道ではサッパリである。
何度も白バイを持て余す。
何度もこの道で白バイを振り切って楽しんでました。



そうとは言え、私は白バイ隊員を尊敬しております。
あの重くてデカい白バイをジムカーナでは自在に操り最速タイムを叩き出す。
概ね、彼らはオートバイを操るのが上手い。
何よりも品格が有る。
自分と同じくオートバイを愛する人達である。
彼らが日々、トラブルに遭わず安全健康に勤めを全うする事を祈るばかりです。
(o^─^o)/