竹之内選手、走る

今日は府民の森・日吉で行われたシクロクロスへ行きました。
往路100km+復路111km。行きは近道っぽく。帰りは交通渋滞&混雑を避けて三船街道を使って。

此処のところMessa-Comp(MAX)ばかり乗っていて今日はC50、久し振りのカーボンでした。
最初の数km、えらい軽いな!と感心しながら走ってましたが暫くすると・・・シンドサ何でも一緒ですわ。
アベレージは雨が止んで向かい風が吹き出したにも係わらず、まぁまぁのペース維持が出来るのはC50ならでは。
でも八木の交差点からは初めてなもんでコースが判らずAUの助手席ナビを使いながらでした。
なんか平野部は晴れてきたのに山手は曇っていて雨かなー、という感じ。
出るのが遅かったのと、これでモタモタして現地に着いたのはC1スタート間際でした。アチャー。


例によって大声で声援を送る。私の声援の先は勿論、マッサーこと三船選手。
お、野口選手も走っている。笹井君も大塚君も頑張っているな。矢野選手は調子悪い?
これらの人達に大声を発しワーワーギャーギャーと声援を送るが選手達には聞こえているのかな?
やがて三船さん徐々に遅れだす。どうしたんやろう。2by2チームのたぁいちょさんも心配しだす。

竹之内選手の調子が良い。ウーム今日は竹之内選手が優勝か?と思って終盤に差し掛かると・・・。
竹之内選手がパンクでバイクを担いで走っている。これはタマランやろな・・・。頑張れー!!
そしてバイク交換後に追い上げる。ほー、速い。
しかし二度目のパンクが竹之内選手を襲う。竹之内選手、今度も担いで走るのか?と思って見ていると
歩き出してしまった。観客が口々に「あかん、折れた。」「諦めたか」などと。


此処で判ったのですが、観客ってレースの結果を知りたいのではなく正に選手の行動そのものを見たいのだ、と。
若し竹之内選手が2度目のパンクも負けずに走って戦いを止めなければ、きっと竹之内ファンが生まれたのではないか、と思いました。
どんな時も失わない敢闘精神。他を圧する精神的強さ。結果だけを追うのではない挑戦者。
しかしそういうことは起こらず竹之内選手の反応も或る意味平凡でした。
彼は素晴らしい好機を失ったのではないか・・・。



さてC1レースの後、今日は早く帰宅したかったのでチーム員の人達に簡単に声だけ掛け、三船さん達と少しダベってから帰路に付きました。帰りは追い風、髄分と助けられました。
調子よく走るも1号線は沈みつつある太陽が眩しい上に夕方の買い物車が増えて急に出たり入ったりで危ない。
これはシマイに事故るで、と例に拠って宮之阪北から三船街道へ退避し何時も一緒の帰宅ルートとなる。
珍しく未だ視界がある状態での天王高船エリア。よろしいな。三船峠はきつかったけど安心感有りました。
帰宅してメータ見ると211km。なるほどフレッシュワロニュより少し多い程度。
やっぱり彼の地のプロ選手は凄いですわ。改めて感心。
三船さんエライもんです。