全日本選手権行 その1

はい、全日本選手権に行って参りました。


ではその全てを当ブログに・・・ってオーバーですが長くなるので3回に分けます。
1部:移動編
2部:レース編
3部:所感編


と適当に分けたのでヨロシクです。では一発目行きます。



■移動編
土曜日の早朝、4時前に家を出発し王寺駅へ。約8kmの短い自走。
4時31分発の始発で先ずはJR大阪駅へ向かう。
大阪駅からは快速網行きに乗り換えて網干までは居眠り、ひたすら居眠り。
でも言うほど寝れませんでした。8時前に網干に着く。
網干って操車場が大きいだけの乗降間口は小さな可愛い駅です。
駅前のファミマで食物を買ってササっと詰め込み着替えていよいよ8時過ぎスタート。
朝のうちは涼しくて日も照っていないので走り易い。


走っている内に気付いた。何と追い風基調である。ビュンビュン吹きまくっている訳
ではないが概ね軽く拭いているので有り難い。
今回はバイパスに入り込んでトラックに追い捲られるのを避ける為の輪行である。
姫路バイパスは輪行でやり過したので当面は無い。
淡々と2号線を走る。



道路の左脇に「大阪からの距離○○○km」という小さな看板が続く。
これを見ていると中々距離が伸びない錯覚に陥るので無視・・・。
相生を過ぎ鯰峠と船坂峠を抜けると岡山県である。
足の調子はそう良いという事も無し、53-17ではややしんどいので53-18を多用する。
相変わらずトラックは多く道は決して広い訳ではない。
三船さんが後ろから「何やってまんねん、遅いやないすか」と言ってニュッと来たら
怖いよなー、と無い筈の陰を想像しながらペダルに力が入る。
この頃になると太陽ギラギラしてきて暑い。



船坂トンネルが最初のトンネルで後方から接近・追い抜くトラックにやや緊張した。
その後は備前市から岡山バイパスは避け岡山市内へ。
バイパスを使わないと市内引き回しで時間が・・・。
では7-11で休憩をと最初の休憩。スポドリ補給し少し食べる。



休憩しながら携帯ナビで確認すると結局は岡山バイパスに入る事に。
しょうがないね。
バイパスも最初の内は片側2車線だったから良かった。
此処を通らないと川を渡れない仕組み、しょうが無し。
やがて車線は片側1車線に。キター。



片側1車線は厳しい。
側道を使える所は使うのだが徐々に厳しくなる。側道と本道を出たり入ったり
している内に側道でトラックに寄せられて軽く接触、右手の甲を擦り剥いた。
ヤバー、こうなると本道まっしぐらしかないでー、と腹を決める。
腹を決めたら距離も伸びる・・・。



笠岡になると海が見えてくる。
追い風から横風にチェンジ。追い風さん、
有難うね。助かりました。



■やっと尾道です。此処に来るとコレですね。この日の最初の撮影。



■暑いのう・・・。



■写真撮れる場所ってこの辺り程度だ・・・。



やがて三原を通過すると本郷は近い。
ああ、此処まで昨日の三船さんはどう思って走ったのかなと思いつつ通過。
この以前から風は前から吹いているが暑いので向かい風も良いかもーと思い
軽めのギアで。もうちょい。
途中、「ああ此処らで走るの止めて輪行したら楽やなー」と何度か思ったが
三船さんの影を思うとソレもできずであった。
やがて本郷町に到着、あーついたー。
基本的に2号線は風景が余り変化が無く単調なので精神的に嫌気を誘うな。



やっと着いて嬉やと本郷グランドホテルの広い駐車スペースに入ると
案の定、梅丹が来ていて実直なメカニックがチームバイクの整備作業に
余念が無い。
受付をして上階に上がるとフト岡崎君が居たので簡単に今までの労を労う。
彼、何か首をうなだれていた・・・。



先ずは風呂やなと荷物を置いて風呂場へ行くとチームマッサが居た。
丁度出るところだった。おおっ、お疲れ様〜。
三船さんに昨日の様子を聞く。
かなりの向かい風に遭遇し暑いのは未だしも風には相当手を焼いたそうな。
自分の平均時速を聞かれたので「27kmっす」と返事をすると何かガックリして
いたので???と思ったら後で聞くと28kmだったらしい。
いや、条件が悪かったんでっせ、自分と三船さんでは出力が全然違うから
条件が同じなら34-35kmは行ってますよ、とか話をしながら一緒に晩飯を喰う。
実際、そうなのである。
三船さんはヨーロッパのクラシックやセミクラシックで実績を積み上げた人。
比べる事自体がおこがましいです。



飯を喰ったら・・・目が閉じてきた。
朝早かったし電車の中では思いの他寝れなかったので眠い。
サプリ類を飲んでバタンキュウ。(^_^)