バックアップどうする

PCや諸々のデータバックアップの課題
:非常に深い課題ですね。


6月20日に業界大手のファーストサーバ社のデータセンターで大トラブルが発生、
多くの会社のデータが失われてしまった。
プログラム・ミスで「サーバーのデータを削除する」の条件設定が欠けていた
らしいが重大なミスであった。失われたデータは戻らないそうです。



私も色々な会社に出入りしてますがバックアップの課題は多種多様で難しい。
基本的にはO/Sが入っているディスクは外部エリアにイメージバックアップする。
但し最近は徐々にO/S領域が増大してきてバックアップも大変。
増してやデータ領域はデジカメの高画質化の影響も大きく数TBが必要です。
こんな大容量のデータバックアップ、若しPCが壊滅して再構築になった場合、
最近流行のクラウド式バックアップなど役に立つのか?



肥大化した元エリア、仮に1TB有ったとしよう。
こんな大きな容量をクラウド先に預けるとなると費用も相当なものだろう。
差分アップデートは未だしも何かのタイミングでオールアップデートとなると
光回線であろうが何であろうが数時間は大渋滞状態で他のPCも多大な影響となる。
ネットバンキングで反応停止したら諦めて銀行を走り回る羽目になるかも。
メールは未だマシだろうけど一般のWeb利用は相当なレスポンス低下となる。
いざPCがダウンして新しいディスクを用意したけどバックアップしたファイルを
ダウンロードするで!となっても1TBではね・・・、どれだけ時間が掛かるんや。



となりますとクラウド式バックアップはコストが掛かり過ぎるで!となる。
今時ディスク自体は非常に安いものである。
USB_3で外付けディスク化しておけばS-ATAよりも(現在の処は)速い。
アップデートも緊急時のファイル取り込みも簡単かつスピーディーでシンプル。
どちらを選ぶのかクラウドサービス料と比較すれば良い。



重要なのは危機管理意識の方でしょうね。
そこまで最悪の事態を考慮して準備するか否か。

外付けディスク費用すら勿体無いと考えると救い様が無い。
確かにサーバー用バックアップソフトは高いので悩むでしょうけど・・・。
アレは高過ぎる。
もっと安いサーバー用バックアップソフトは無いのか。
ソフトメーカーは価格を下げない様に協定を結んでいると考えられます。
困ったもんだ。


まぁ最近のディスクは3年程度しか持たない、
という事実がこういう状況に拍車を
掛けてますがね。
こっちこそ大問題ですなぁ。

(ll゚д゚)