五条〜橋本間・鋸歯の裏通り

■五条〜橋本間・鋸歯の裏通りトハ
私の在住する奈良県香芝市には大阪府と県境になる所、大阪から165号線で奈良県境に上がった向こうに「山麓線」との分岐があります。
山麓線に入るには御所・五条方面に進みます。(南下する)
更にこの道を進むと五条市中之町を経由し橋本へ至る途中の道が「鋸歯の裏通り」です。


山麓線の最高地点、西佐味から中之町へ急降下、中之町で「金剛トンネル」へ行く310号線を跨いで直進、ケアハウスとおぼしき施設の向こうの信号を右折し坂を下る所からソレは始まります。
高々5km強の道程ですが上ったり下ったりが暫し繰り返されます。当然、信号は無し。車はまぁ走ってますが大型車は来ません。
短いですが自転車乗りにとっては、楽しい区間となりましょう。
ここで自転車や自分の調子を計る事が出来ます。
このまま進んで途中で「鋸歯の裏通り」は終って371号線と交差します。
この先は「紀ノ川広域農道」へと引き継がれ紀ノ川市根来まで続くのです。(こっちの紹介は後日)


371号線と交差するところにローソンが有ります。
このローソンと山麓線終了ポイントの西佐味との間で練習コースが設定出来ます。
10km強ありますが中々のもので何度か往復するとお腹一杯になりますよ。


■土曜日はこのコースでオルベア・アクア号の改造テスト

八尾の2by2さんで中古購入したオルベア・アクア号、6000番台アルミのロードですが柔らかい。
一寸踏んでみるとシナっと柔らかく上りで軽く感じるのですが実はこれが曲者。
「お、いけるがな」と山の中を100km程踏み倒して帰ると足パンパン。何で〜?
三船師匠曰く「そういう柔らかいのって足が休まるポイントが無いので余計に疲れるんですよ。」
なるほど、思えば常にストレスが掛っている。C50などはある程度踏むとグルンと勝手に回る。
C50こそ、足が攣りそうになっても堪える事が出来るのはソレナリに硬いからか。


よく仕事で「地味走」と言って自宅と福知山の顧客との間の270kmを往復するがC50の方が絶対に楽賃。
アクア号だと疲れるし足回らん・踏めん、起伏の続く9号線でゲンナリしたものです。
イザという時に頼れないアクア号、どうしようかと一時は考え込んでしまいました。


夏頃から使い出していた「三船レプリカ」ホイル(轟ホイル改)、これはC50だけに使っていたけども
アクア号に付けて走ってみるとオオッ!これはいけるがなー。
C50に付けてた時、上りで軽く回せて区間計時を取っても実際に速かったホイルですが、アクア号に付けると
より効果がテキメン。暫くコレで使います。
でも面白いもので仕事で10kg程度のバッグを背負って走っている時は問題無いのですが、空身で走ると矢張り
アクア号の弱点は消えた訳ではなく明確に出て来ます。
山麓線〜橋本・五条間の裏通りを走ると、もうBB辺りがフニャフニャ。
グっと踏むだけのダンシングだとクランク下死点手前からスッポ抜ける感じ。うーん、駄目だコリャ。


2by2てんちょさんが「ホローテック2いいっすよ〜。BB強度が上がる感じ」と言われるので予算を気にしつつ
アルテグラで購入し交換して走ったのがこの土曜日。寒冷前線通過で雨風嵐でした。
又もや向かった山麓線〜橋本・五条間の裏通り。条件は前と一緒です。ダイヤは何時もマッサコンプ。
うねる緩い下りで50km、おおいけそう。フニャっとしない。
一発掛ける10%位のダンシングの上りも大丈夫。
そして鋸歯のアップダウン。C50程スパっといかないけど以前よりかなりBB付近の強度はアップされました。
価格の割に効果は有りました。良かった〜。


■日曜日は復活MAX、その名も「Messa-Conpetitzione」(真っ黒な三船さんカラーにMassaロゴ)
格好いー!!
アクア号に付いていたクランクを移植、他のパーツを着々と付けて他のバイク達と共通の10段仕様に。
アヘッドぢゃないけど「なんちゃってアヘッド」を付けて格好いいです。今時ホライゾンだし560mmと大きい。
重いフレームですが冬季練習は重いので体を作り直し。
乗ってみると重心が高い感じがして何か変ですが明日からはこれで仕事に出動です。
硬いので平地のスピードはある筈だけど、どうかなぁ。何せ15年位前のフレームです。
丈夫が取り得で去年の6月に自転車復帰した時はコレばかりでした。まぁ主に仕事移動用ですが堪能してみます。