マッサ・リアルのインプレッション

三船さんが元気に帰国しはりました。これで我が家の北方も落ち着いた感じ。


昨日は仕事でバタバタ。夕方18時にやっと仕事から解放されて谷町6丁目の交差点付近。19時にはお迎えで伊丹空港には居たい。
上本町まで走っていって都ホテルから空港バスに乗るか、自走するか一寸迷いましたが自転車乗りがバスはあかんでー!と決断。
谷6から空港まで何kmか知らんけど信号だらけの大阪市内〜豊中なので丁度頃合な時間かも、と気合を入れて個人TT開始。
混雑する道路をチョコマカと動き十三バイパス〜176号線〜走井〜空港と気合を入れて走ったら・・・、40分で着いた。
マッサ・リアルのお陰で意外に早かった。


高木さん・南方帰りの秋山君と合流し暫し三船さんを待つ。結局三船さんが現れたのは20時頃。慌てる必要は無かった。\(^o^)
元気そうな三船さんと一緒に皆で高木Carに乗り込みました。先ずは日本食ということで廻り寿司「蔵」へ。
のんびり談笑(したかな?4人とも喰うのに集中していた様な。)した後で秋山君を山崎で降ろして三船宅へ。
三船さんが誰ぞにドツかれてコース外に押し出されたとか、ワレンスが手首を捻挫して訴訟とか、誰かがコース中でジャックナイフし首に損傷を負って救急車だとか四方山話を聞きつつの帰路。結構、今回のレースはヤバい内容だったみたいです。


さて、三船宅で荷物を降ろし解散です。三船さん、ゆっくり休んで下さい。高木さん、お疲れ様でしたー。
例によってナイトラーダーよろしく天王高船コース経由で帰る。
満月で月光が凄く冴えていて、こんなに明るい夜道は久し振りでした。素晴らしくいい感じ。
コースから遠い所まで見渡せる。
満月の下には土星が輝く。(高木さんに教わりました。高木さんは天文ファン)ギアも何時もより踏んでいきました。



■ではマッサ・リアルのインプレを。
マッサ・リアル(私が勝手に命名)に乗った直後はその軽さに感銘を受けました。
しかしホイルのインプレッションを書くには走りこみをある程度しないと駄目だろうと考え約2000kmを走りました。
もー、ええやろうと思いまして自分の感覚ですが整理します。


①軽い!低速でハンドルを振った時、前が明らかに軽いし、踏んでも軽い。
 マッサ・レプリカよりも明らかに軽い。マッサ・レプリカは今回のリムであるエクセルライトより一寸
 だけ重いエボリューション。スポークは確か同じサピムのレーシング。
 ハブはリアルはカンパ、レプリカ・アルテグラよりも硬度・強度的には高くスポークのテンションも高か。
 軽さより、硬く組んであるから軽く感じるのだろう。重量的にも本当に軽いので硬くても足にこないのか。
 同様に「硬い」ユーラスとの差でもあるのかも知れない。後で重量を計ろう。



②軽いので回し易い。これは当たり前の話です。ススーっと回せる。
 では同様に回せるユーラスとの差は?
 ユーラスは空気抵抗が少ない。マッサ・リアルは32本スポークだから一定以上の速度で抵抗が増す。
 感覚的だが40km辺りから差が出るのではないか。上がりが多かったりStop&Goのコースならマッサ・リアル。



③堅牢である。実は163号線/大山田〜蝙蝠峠〜名阪/加太に降りた時に結構な段差を踏んでしまった。
 ボケっとして突っ込んでしまったが、これをシマノWH-R560だと一発で前後ホイルが歪んでリアのスポーク
 が切れていたところ。現に169号線大滝ダムから北への下りの段差でやってしまった事がある。
 マッサ・リアルはスポークに振れが出たがシッカリ耐えた。申し訳程度にリムが歪んだが問題無い程度。
 ちなみに同じ事をマッサ・レプリカでやったら全然耐える。実際に足の郷越えの下りで耐えた。
 ユーラスもまぁ耐えるだろうけど、そんな目には遭遇していない。遭遇したくない。


④マニア心をくすぐる。カンパのハブは中々入手出来なかった代物だが三船さんが色々と手を尽くしてくれた。
 多くの人に聞く「カンパのハブ神話」此処に実現、という奴であろう。
 スポークのテンションを上げるとハブが歪むシマノとしっかり耐えるカンパ。この差は大きい。
 思えばマッサ・レプリカはスポークのテンションがマッサ・リアルより低いのだろう。
 三船さん曰く「これはもう、向こうのプロが普段使うホイルやね。」


ということで、気に入ってます。
でも軽いホイルばかり使っていると軽さが当たり前になってしまうので有り難味が薄れる!
だから、無闇には使わずに温存してゆこうか、と考えてます。ユーラスとマッサ・リアルは大事に使いたい。