中国

中国に来ている。上海周辺(半径150km程度)の限られたエリアだが中国やなぁ、と思う事多し。
此処はアメリカと一緒で「だいたい」の国なり。


中国東方航空の飛行機から。


今回は中国に工場を持つ会社での仕事。中国との通信が非常に悪い(というかFAXメインでメール駄目)なので何とか
改善をしたい、ということでやってきている。
確かに中国からメール送信が出来かったので色々探って国家的に?スパム防止の為25番ポートブロックを施行している
様相が見て取れた為、smtpauthの設定を施して難を逃れることが出来た。これを発見するのに昨日数時間掛かる。


これが判って作業もスラスラ、社長さんにも喜んで頂き帰国予定も繰上げ。
自宅では嫁様が病で苦しんでいるので早く帰国の予定が立って安堵しました。
今夜は雑技団の演技を見に連れて行って頂き、その華麗な技と共に平素の厳しい練習、団員の苦心が偲ばれた。
雑技の凄さは見ないと判らない。写真だけででロードレースが理解出来ないのと一緒である。


■その前の晩飯。とても美味しかった。あっさり風だが結構脂肪も多く数日で糖尿病になりそう。


■雑技団の演目の一つ。この演目、数年前に大失敗が有ったらしい。スリリングというか・・・。
 一つ失敗すると明日から喰えなくなる危機感を感じるキリキリした雰囲気もあった。
 この厳しさ、中国は自転車競技も雑技も同じ線上にある。
 そうでなくては強烈なレースも素晴らしい演目も出来ないだろう。
 三浦監督の言う中国の強さの秘訣は此処にあるのではないか。今の日本には無い姿勢とも云える。

ワイヤーで安全を確保しているので見ている私も安心した。
これで事故を起こして一生を不遇に過ごすのは非常に気の毒過ぎる。昔はそういう団員も多かったのではないだろうか。


■演技も終わって皆、思い出を心に・・・。欧米人が多い。


中国に来て感じた事。
交通事情やマナーの悪さ、通信環境の貧相さ、怪しいけどエネルギッシュな町の雰囲気、旨い飯等など。
町のインフラの無秩序さ、ホテルの風呂の何かが壊れているとか細かい事で至らぬ事は多い。
でも「これが好きだ」と思う人も多いんではないかなぁ、と思いました。