自分がロードで走る訳トハ?

ちょっと考えてみよう。三船さんの夢話でそういう気になりました。
http://d.hatena.ne.jp/masahikomifune2/20071009


自転車も使えるのは3台ある。ホイルも全部で4ペアは有る。他にも色々と備えは有る。
時間が許す限り走ろうとする。仕事で現場へ駆け付けるにはもってこいである。
第一交通費の削減になるし楽しみも有る。
しかし、それだけではないな。単車を使えば時間を節約出来るのにそうしないし。


昔から「前へ進む」「上に上がる」という系列の事が好きだった。
陸上、モータースポーツ、登山や岩登り、そして自転車。
「向かい合う」はそんなに好きではない。格闘技は気乗りしない。剣道も続かなかった。
前へ進むと気持ちが良い。上に上がると風景が素晴しくなる。
しかし単車や車は機械のパワーだし発揮出来る環境は殆ど無いに等しく却って不完全燃焼する。
だからといって徒歩はランニングは風景がサッパリ変わらないので飽きてくる。
岩登りは危険で家族や多くの人に心配や迷惑を掛け過ぎる。岩場まで遠いしお金も掛る。
でも自転車は自宅の前から開始出来る。フルパワーを絞り出したところで速度的には何も問題は無い。


おそらく自転車は手軽でありながら最も質の良い充実感が得られるものだろう。
これが理由やろなぁ。
私の父は68歳頃から私を真似て自転車に乗り出した。
そしてアレヨアレヨという間に目を見張る程走れるようになりやがて1日150kmは走れ15%程の坂ならモクモクと上がれる様に
なった。自転車に乗るきっかけになったのは私の母の死だった。寂しさを紛らわすのが目的だった様だが徐々に変化した。
「走っていて楽しい。何処まで行けるのか試したい。」、ナルホド。


私は自転車は仕事で使うけどプロのロード選手ではないので気が楽だ。
苛酷な毎年の契約更新の心配が無い。
選手は苛酷である。あれだけ走って苦しんで秋になると精神的に更にプレッシャーが大きくなる。
気楽な自分が申し訳ない感じもする・・・。


■既に引退しているルド・ディレクセン。味のある選手だったらしい。