全日本選手権・応援行>

土曜日の早朝から広島森林公園で開催される全日本選手権に出場する
三船さん応援の為に出場した。

途中、須磨から降雨に見舞われたのと2号線の流れの悪さに辟易し姫路からJRで輪行
チェンジし笠岡まで楽をした。


笠岡から現地に近い本郷まで自走に戻り約200km、予定より100km短くて物足りないが
到着した。
日曜日は朝から女子エリート、そして男子エリートのレース、今年で参戦が最後に
なる三船さんの応援をした。復路はALL輪行でした。
それぞれについて今夜の分と明日の3時以降の分に分けてアップします。



土曜日は3時頃に目覚めてパソコンで仕事を少しする。
外を眺めると4時は未だ暗い。4時半で明るくなってきた。で、5時過ぎに出る。
先ずは慣れ親しんだ43号線で神戸へ。
25号線で天王寺を経て弁天町へ。弁天町からは43号線だ。
43号線は産業道路なのか信号の繋がりまぁまぁ。
途中、津守北インター付近で前輪がパンクしてチューブを交換したが何を踏んだ
のか穴が開いていた。
ナンだろう、と考えたりいぢったりしながらノンビリ交換、空気を入れる段に
なりポンプでササっと入れる。
そそ、今日は空気圧メーターを持っているのだ。
早速自分の適当充填圧をチェックすると・・・。
何や!4kgしか入っとらんぢゃないか。又、いい加減な感覚である。
追加入れて再度計測、5kgだす。
何とも頼り無い限りである。コラ、アカン!と根を積めてポンピングしやっと
7kgになる。暫くの間はこのメーター必携っすね。



空気圧騒動の後は順調、三宮を過ぎてから・・・やけに信号の繋がりが悪い。
交差点の都度、赤信号。なんやこの辺りは。町名を見ると長田町。なるほど更地が
未だあるぞ。
ジリジリしながら須磨海岸に。此処から雨が降り出してきて風は向かい風に
変わってきた。そんなのは未だいい。相変わらず信号が多くてペースが上がらない。
道は狭くなってきてトラックが後に付くと「はよ行け」とばかりに排気ブレーキを
シュッシュッと鳴らす。すまんのぅ。


■今回はコレ、白マッサ号です。


そんな調子で車は私に気を使いつつ抜く。
そして信号でこっちが抜いてしまう。
精神衛生的には悪い状態が暫く続く。相変わらず雨。赤信号とドブ板走行。
ええい!と輪行を決意、姫路から輪行開始〜。
自分の領地を確保し90リットル塵袋に入れたバイクを椅子に固定して出来上がり。



寝不足だったので居眠りをしようと思っていると向かいの席に私より洗練された輪行サイクリスト氏登場。
自然と会話が始まった。コルナゴ・マスターXライトだとか。いいバイクだねー。
名古屋の方で実家の有る広島でサイクリングされる予定とか。楽しそうである。
中々楽しい会話が続きます。
予定では輪行区間は姫路〜岡山のつもりだったが会話に熱中してしまいました。
結局は笠岡まで乗ってしまう。(@_@;)



■笠岡港の風景



岡山からは良い天気。暑くなってきそうだ。
笠岡から福山〜尾道〜三原から目的地である本郷までは50〜60km程度なんで
大した事無し。
風は向かい風&横風だがオランダやスウェーデンに比べたら些細なものだろう。
雨上がりの後だからか蒸せて汗が凄い。
日も傾きだし気温が下がってきた処で本郷グランドホテルに到着した。
おお、梅丹GDSと一緒かぁ。



ホテルにチェックインを済ませ着替えてから梅丹バイクを見に行く。
なーんと東洋フレーム製のバイク、カーボンでは無い。アルミである。左様かー。
シートステーがカーボンバックだが最近では古くなった感じである。
バイクは乗ってナンボなので古いタイプは駄目、という事は無いしホイル等の
組み合わせで性能が決まるから
これはこれでOKなんだろう。重要なホイルはMavic R-SYSが多かった。



■岡崎君のバイクです


私は素泊まり4500円コースなので近所のスーパーへ買出しに行き刺身とか
弁当とかビールなどを買う。
そしてホテルに戻るとちと早い晩御飯です。腹が減っていると何でも旨いそ!
しばし時間潰して洗濯、風呂へ行って寝ました。



■■■決戦の日が明ける■■■

さぁ6月1日や!決戦やで!
先ず女子や!!
女子エリートのスタートは8時と早い。こちらもそれに呼応して6時半には
宿を出る。
本郷から広島森林公園が有る広島空港の高台の上まで約10kmである。
途中の3〜4km程の登坂がある位だ。
7-11で食料やAU携帯の充電池を購入して登坂を開始する。
登坂と言っても普通の坂なんで大した事は無いが普段着のままだし汗は
あまりかきたくないのでサッサと39-23に落とす。



ジワジワ詰めて滑走路の下を潜るトンネルを抜けたら沖さんが練習で
走っていた。
ひょっとして今日は彼女かな、という気がチラリとした。
いやいや、萩原さんも山島さんも三浦監督の下で頑張って練習をしてきたので
彼女らも簡単には負けないだろう、と思ったが・・・。



さて現地に着いてブラブラ様子を見て回る。
あやや姫も元気だ。
沖さんや唐見さんは余り会話をした事は無いがどうだろう。
萩原さん、山島さんも元気そうである・・・が走ってみないと判らない。


■未だ参加者は少ないが女子レースに出る子達は準備中です。


■三浦監督の後姿。


鹿屋体育大学、後姿で頭にバンダナの萩原さん。
 彼女の体型って全然日本人的ではない気がするがなぁ。


あややもローラ台中です。


レースは簡単に纏めるとこうなった。



(1)集団が徐々にばらけて最終的には何時もの4人になった。(以下、敬称略)
 沖、あやや、萩原、山島。
(2)沖はあまり引かない?他の3人が引く事が多かった。
(3)山島の調子が良い。萩原は一度遅れるものの復帰している。
(4)あややも前を引いて頑張っていた。
(5)勝負処を確信したのか沖、アタック。誰も付けないまま1分程 空けられてしまう。
 基本的にはこれで決まってしまう。後は3人の戦いとなる。
 2位:山島、3位:萩原、4位:あやや
(6)勝つ事に徹した沖が足を温存させ最適なタイミングで爆発、勝利した、と言える。
 勝つ為には何でもやるで!という事だろう。勝負の厳しさを知る女性だ!



■レース中盤の様子


■もう沖はゴールして今から2位以下を決めるのだ。萩原、山島、あやや


今回は海外で勝負の厳しさをしっかり身につけた沖さんの強さが目立ったと思う。
沖さん、おめでとう。渋かったですよ。