全日本選手権・応援行>

いよいよもってメインイベントが開始だ!
http://d.hatena.ne.jp/masahikomifune2/20080601
何処で三船さんを応援するか・・・。
不便な処より便利の良い処、坂の上がりということで最後のヘアピン坂で
先ずは開始する。
持ってきたパン等を食したりしている間にレースはスタートした。
観戦場所から遠いのでスタートはええわ。
ヘアピン坂には生駒の坂本さん達が立てた「マトリックス 三船雅彦」の緑色の
旗が有るので良いだろう。
三船さんはコース左側をよく選ぶのでアウト側で良いだろう、と考えて集団を待つ。
ドキドキ・・・。


■先ずは観戦場所は此処最終ヘアピン坂です。


※レースの展開自体はサイクリングタイムにカメラマン高木さんがレポート
されてますので参考にして下さいませ。


そして集団はやってきてレースが始まった
時間と共に集団はばらけ逃げ集団とメイン集団に分かれる。
此処でのレース、私は経験していないので展開の予想は難しいのだが、今までの
経緯を見る限り思い切って逃げて行く方に利が有るコースという印象だ。
自転車のレース、「常に前に居る者が正しい」という言葉を地でいくコースかも知れない。
だがレースをするのは選手達だ。彼らがどう動くかでレースは命を得るのだ。


■逃げ集団、周回数は不明です。


果たして今回も逃げ集団が出来てそれをメイン集団が追う展開となった。
厳しそうなペースだ。

阿部ちゃんが逃げから一旦下がる。これは栗村戦術か?
「俺より長く引いてみろ!」の阿部ちゃんを軸にしたシマノが強烈に引き始めて
メイン集団がどんどん詰める!
皆、厳しそうだ!千切れる選手も続々と増える。
そして8周目だったかついに逃げ集団をキャッチ!此処が見所だったがー!
この時に前に乗り移れたのが梅丹:中嶋ともう一人が加入したが下がってしまった
選手は後で一層苦しむ事になる。
新城は下がってしまった。宮澤を牽引するつもりだったのか・・・。


■メイン集団を牽引するシマノ勢です。


■三船さんも頑張っている。


■逃げ集団。<井上〜西谷〜ハシケン>


これで集団は二つに分かれた
仕事を終えた阿部ちゃんに鈴木真理に広瀬がメイン集団の後を会話しながら
ユルユル帰ってきたのを見ていて思った。
こりゃメイン集団のレースは終わったかも・・・。あー、三船さんは・・・。
流石に全日本、そうはならなかった。
この後で岡崎君がメイン集団から抜け出し追走を開始したので、岡崎君にも
声援を開始する。
独走力の有る岡崎君だがどうだろうか。フレッチャ並みの独走を見せてくれぃ。



完成された逃げ集団は暫く安定して周回数を重ねる。
私も「ウーム、最終ヘアピン坂で見ててもシャーナイ」と思いゴール前
ストレートの方へ戻る。KAZZさんを発見し少し会話をしたりウロウロである。


■我がTeam_masahiko.mifune.comの秋山君。メイン集団から遅れてきた。頑張らんかいっ!!



逃げ集団が通過した後で暫くしてからであった。
「新城選手が三船選手と追走を開始」の放送を聞いた(気がする)!!
えー、左様か!!


そして最終ヘアピン坂を駆け上がる新城と三船さんの姿が見えた!!うぉー!!
最大限の応援や!!マッサー、行けー!!


いやー、来たぞー、厳しいコースで三船さん的ではないと思っていたが気合が違うぞ。
何処まで行けるか判らんけど頑張れー!!


■新城選手と三船さんが追走しているぞ!


この後、新城は流石に強くて三船さんを置いてさらに前に。
三船さん、単独で追走、これは厳しいぞ。
後の集団に今から戻るのは嫌な気持ちかも知れない。
マッサー頑張るんだ!こちらは何も出来ない。声援を送るだけだ。


■岡崎君に追い付いた新城選手。流石に強いが未だ足らない。


■一人で頑張る三船さんです!最初は自分だけだったが、もう観客皆が応援している。


メイン集団から更に真鍋も追走を開始する。
三船さん、上手い事真鍋に合流出来たらええけど・・・。
真鍋さんよ、二人の方がええで。
三船さんを連れていってくれぃと心の中で念じストレートで待つ。
しかし真鍋氏は単独でやってきた。厳しかったか。
三船さん、一旦集団に戻った方がええかもよ。
そして三船さんは集団に戻った。


■メイン集団。これは宮澤選手かしら。


■これはフミかな?三船さん、焼けてますね。コロンビアかスペインか・・・。


今回は何やら非常にヤヤコシイ展開である。
逃げ集団に新城もフミも居ない。
フミに至っては遅れつつあるメイン集団の中である。
シマノ指揮官は誰がやっているのか判らないが指揮官不在にも思える程、
見え難い展開。メイタンも同様で宮澤もメイン集団に埋もれたままだ。
新城、宮澤、フミ程の実力者なら多少のマークなど破って追走に回れると
思ったのだが駄目なのか。
北京代表を誰にするのか、梅丹の中でもシマノの中でも決めていなかった
雰囲気がある。



そして更に活性化した逃げ集団はペースも上がり岡崎・新城・真鍋の合流を
許さない。もう前の7人で勝負である。
エンデカの佐野や井上の攻撃が凄いらしい。
ホームストレートでは何も判らないのがもどかしい。
飯島・西谷も攻撃しているらしいがエンデカ井上・佐野の交互攻撃が厳しそう。
やがて7人は4人に絞られ最終局面に。


さー、行ったぞー、どうなるんや。。。。
とガラパ姐さんの絶叫が「広島野寺ー!!」 
シマノ100人応援団が大喜びの声援である。

この後で遅れた狩野や飯島・西谷がゴール。ご苦労様声援が暖かく送られる。
暫くして新城、岡崎、真鍋が皆に迎えられてゴール。


この後、又暫く時間が。観客全員、じーっとストレートエンドを見守る。
全員がメイン集団の登場を待っている!!三船さん、大丈夫か!!
そして戻ってきた!!さぁ最後の戦いが始まるで。

声を限りに声援を送る。
「マッサー、最後やー、スプリント行け〜!行け〜!マッサー!!」
もう辺りは騒然である。
三船さん、腰を上げてスプリント開始だ!
もう疲れ切って力も無いだろうけど最後までやってくれるで!!


■スプリント開始、三船さんの腰が上がった!!


最後はフミに差されたけど三船魂を確かに見たぞ!!
素晴らしかった!よくやった!お疲れ様です!
三船さん、今回のレースは厳しかったけどよく頑張りはりました。
感動しましたよ、本当に有難う!!
新城と一緒に追走している姿と最後にスプリントを開始する姿、忘れられない。
私は三船さんという選手と知り合えた事を誇りに思います。
いや、素晴らしかった。



三船さん、ピット付近で迎えたけど疲れ果てて口も聞けない程だった。
椅子に座り込んでマッサージ開始してもらってはりましたけどホっと
した様子、お疲れ様でした。

■自分は帰りの電車ダイヤの都合で表彰式飛ばして早々に下山開始■


さー、急いでJR本郷駅に行かないと今日中に帰れない。
自分は資金が無いので新幹線など乗れないのである。
坂本さんに乗っけてもらうのも手だが
かまし過ぎるし今日の感動を一人で味わおうという気持ちも有って
輪行にて帰宅である。



三船さんの横を通ったら携帯で電話をしていた。奥さんとかな。
森林公園を出て空港の高台からダウンヒル、下の交差点にある7-11で
唐揚げ弁当を買ってバッグに詰め込む。
僅か4km程度だが、もう此処まで来るとレース場の喧騒は嘘の様である。
自転車関係、誰も見掛けなくなる。
そしてJR本郷駅に到着し急いで白マッサ号のホイルを外し90リットル塵復路に入れて
ビニールテープで固定:出来上がり。

切符を買う。此処・本郷から大阪環状線の鶴橋まで4650円也。
荷物を対面のホームまで持って行ってから缶ビールを買って一気飲み。
此処から先は買い物が出来んから今のうちや。



サンライナーに乗って三原駅は隣である。
三原で乗り換え1回目:岡山行きに乗り換える。
サンライナーは学生が多かったが岡山行きは乗客が少なく気楽だ。
これに乗って白マッサ号とホイルを固定したら唐揚げ弁当だ。
あー、やっと落ち着く。
メール書いたり2by2のBBSに書き込んだりしているうちにウトウトして
寝てしまった。



ふと気が付くと岡山駅
「電車は車庫に入ります〜」 えー、やばいぞ。
慌ててバイクを下ろして直ぐ出そうな姫路行きに飛び乗るもバッグを荷物棚に
残したままなのに気付き大慌て!
「待ってくれー」と騒いだら駅員さんが補助してくれた。助かりました・・・。
又、白マッサ号を固定して一安心。未だ乗客は少なし。
でも姫路駅から新快速に乗る頃には徐々に増えてきた。新快速に乗ると大阪まで。
日曜日の夜は乗客が少ない方なんで助かる。
大阪に着くと環状線で鶴橋、そこからは近鉄で最寄り駅の五位堂でお終い。
座っている間は色々と物思いに耽れるが乗り換えは慌しいなー。
これからは燃料費も上がるので、こういう輪行スタイルの方が経済的かも知れない。



今回は往路で姫路〜笠岡間を輪行した。
この広島行き、懸案事項は2号線の流れの悪さ・バイク環境の悪さである。
道が狭くトラックが多く信号が多い。
路側帯が43号線みたいに広いと走り易いのだが。
都市と都市を結んでいる2号線なので交通量が多く流れが速いと自分の実力では
速度維持が厳しい。
スリップストリーム使ってでも平均50kmで走れるなら問題は減るが・・・、
アキマヘン。
今後、広島へ行く機会は殆ど無さそうだが行くとすればルートを考えないといけない。
明石から251号線という手も有るがどうだろうか。



兎も角、全日本選手権は終わった。
オリンピック選考、男子は難航するだろうけど、それは三浦監督に
お任せである。誰を選んでも厳しい戦いが待っている事は明白である。
さぁ北京はどうなるだろう。選ばれた選手、頑張ってくれ!!