丸岡事故に思う

相変わらず暑いけど仕事も熱い〜、頑張ってます。


日曜日から少し時間が経った。ニュースにも少し出ていた様だ。
地元では去年の事故後、開催反対の意見も有ったらしいが詳しい事は知らない。
それを圧しての開催で事故なので開催中心者の方々や係わられた方々の心痛はいかばかり
だろうか。
又、亡くなられた方やそのご家族も大変悲しい思いをされていることだろう。
お察しします。



安全なレースとして成功させる為には選手側、開催側と幾つかの課題が浮上したと
思った。先ず車検かな。以前はハンドルやタイヤの装着具合を中心にしっかり検分された。
最近は参加者の責任に於いて自立的にやる方向だが、これは問題が有るかも知れない。
事故直前に前輪がふらついたという目撃が有ったそうだ。
タイヤかホイルかフォークか判らないが前輪回りのトラブル。
思えば数年前のアジアレースで福島兄ちゃんがフォークのトラブルで落車していたし
ヒンカピーも2〜3年前のパリルーベでフォークコラムのトラブルで落車していた。
あんな感じだったんだろうか。



スキル的な問題は無かったのだろうか。
今回の場合は整備や管理スキル、運転時の危機管理スキルに課題が有ったかも知れない。
これって結構高度な内容になりそうだ。
折れかけているフォークコラムをどうやって察知する?
走っていてバキっといった時にどう対応出来る?
乗る前の整備でしか防げないのではないか・・・。



コースはどうなんだろうか。
田圃の中の視界も良い道なので特に問題は無いが道路脇電柱にクッションを付けるとなる
と大変だ。
何処のレースでも道路上だけではなく道路脇の障害物に衝突している事は時々有るようだ。
これはー乗り手が上手く運転出来ないと駄目なのではないか。



丸岡は元来、落車が多いという定説が有る。
これは集団が分解しないからだろうと思うのだが平坦基調なのでしょうがない。
アップダウンのコースを設定するのが適当なのだろうか。



というよりも、個々の問題だけではなく乗り手と主催者全てをひっくるめて安全で楽しい
レースを開催出来る仕組みが必要なのかも知れない。

一種の運営チームみたいなのが有ってコース環境管理や選手指導、開催内容、ひいては
財務的な管理までしっかり出来る事。
そういう組織と普段地道に教育する組織との連携が必要なのだろう。
ヨーロッパにはそういう組織が多く存在すると思う。
例えば日本の場合は京都車連が高度な運営を行える組織の一つである。
http://www.kyoto-cf.com/



三船さんもこちらの活動に参加される事が決まったそうだ。
元々見識の高い組織であるが、三船さんの参加で更に高度になる。
自在に動ける運営組織が有れば、レースを招致する地元も自分達得意の部分での
参加が出来るし良いかも知れない。しかし組織作りは簡単ではない。
ノウハウを充分に持った少人数の集団が地元のボランティアと一緒になって運営
するのが良いと思うがどうだろう。