複視の治癒

実は去る2003年の7月26日に自分はくも膜下出血で倒れました。
約2ヶ月の入院生活で何とか生還、嫁様の祈りで概ね健全な状態に戻れた。


患部除去手術は左脳の最奥部で頭部切開をやるには危険な部位、カテーテルによる手術であった。
半身不随になる可能性が高いので、その時は諦める様にと医者に言われての手術だった。
いざ手術を始めると患部が消失してしまっていた!!何で?3時間余探しまわしたそうだが発見出来ずで
手術は中断しそのまま終わってしまった。


この不思議な出来事はお医者も困惑するばかり。
私が回復してからお医者に状況を聞くと「えー不思議な事がありまして・・・」と口ごもり去って行く。
嫁様は
「医者に直らないかも知れんと言われた。せやけど私は絶対に治してやる!と決心したんやで。
 それで患部よ消えろ、と祈ったからや!」と言うが本当にそうなったのだ。
医学では説明が出来ないこの事態、信心の世界では高い確率で再現性も有る。


その時に少し障害が残った。
複視(物が二つに見える)、右耳の耳鳴りと難聴、右半身のしびれであった。
後者2つは徐々に回復したが複視は残った。
これは一生死ぬまで複視と付き合うしかないのかな、と諦めていた。
バイクに乗ってても下方の焦点が合わない。階段を下りる時は勘である。
正面以外はものがずれて見える。
パソコン風に言うとCPU・マザーボードビデオカードの不調というところか。


去年の夏に嫁様が乳癌に罹っていて体中のリンパ節に転移して進行度4の状態であるのが発覚した。
えー、何てことだ!
嫁様、当初はパニくり掛けたが流石に叩き上げの信仰者、祈りで治すぞ!と決意し懸命に祈り戦う。
医者だけに頼らず主体は自分の祈りだ!と決めて闘病に臨んだ。
その時に私と子供達も一緒に祈ろう!ということで一家全員で癌と対峙する。


そして数ヶ月、今年の2月の或る日の事。
嫁様が真っ黒い便を排泄。なに、そうか!その便を見せてくれぃと言ったがソンナン流したわ、との返事。
まぁ当たり前やね。
その直後に病院で検査をする。一緒に行ったが医者曰く
「これは・・・・。癌に掛かっていたという痕跡が消えてますね・・・。ふーむ。」
やったぜー!!


話がかなりずれている様に思われるでしょうが続きです。
祈り(唱題という)を有る程度重ねると願いは叶うよ、とよく嫁様に言われていた。
うん、それは判ってる。今まで経験有る。
嫁様の病気が治った後も続けていた。先般、8月24日に目標としていた処に到達。
何気なしに所用で出掛けた際に景色が何か違う。あれ、何かな〜と直ぐには気付かなかった。
おや、風景がはっきり見える。
あ・・・、複視が無い!ちゃんと見えてるぞ!!うわー直ってる〜。


解釈の仕方は色々と有るだろう。
でも祈って直ったという事実は此処だけでも3例有る。自分の周りを見渡すともっと有る。
これは統計学的な事実である。
願いは叶い蘇生し復活するのだ。
誰でも願いが叶うのは嬉しいね。大歓迎するでしょう?