非常に残念なり、加東ロード

savy_wada2008-10-13

昨日は滝野社(播磨中央公園)で行われた実業団加東ロードに行ってきた。
緩いアップダウンのこのコースは三船さん向きと思える。
先般は飯田でも良い走りをしていた三船さん、余程長いクライムが無い限りは結構イケルのである。
今日こそは勝利だ!と確信しつつも応援はしっかりやりたいとの強い思いで行った。
http://d.hatena.ne.jp/masahikomifune2/20081013



■家の近所の風景、意外に良かったりする。



当初は自走の予定だったが所用が前後に入ってしまい、後の方の用事は何とかなりそうだけど前の
方の用事もありリード号での出動となった。
ゼンリンのいつもナビやAU携帯ナビで見ても宝塚から名塩経由でのルートとなっている。
休日は名塩の坂は凄く混むと思うんだが何度やってもこのルートになるので先ずは信用してこの
ルートでハリチュウを目指す。



用事を済ませて43号線の武庫川交差点からグイと北上、宝塚を
経て名塩の坂。

徐々に混み出してきてやがてズラリと車の列。ウワー、これを上がるのか。
上がりの渋滞路、単車だから何とかなるが自転車だとやってられんなー。
セコセコと車の列の中をゴキブリみたいに這い回り西宮北口まで抜け出す。
他にも単車は沢山居たが狭い中、全部抜いてしまい自分以外の単車は後方に消え去る。
播但の高原地帯?に上がるとスイスイとペースも上がるが予定より遅れている。
ハリチュウに到着しヘルメットを脱いだ時はBR-2がスタートして1周目の時であった。



■ドドーっと下るBR-2の選手群。



おっとー!慌ててゴール前300mの処へ行って観戦する。
竹浪君が頑張っている。他にも大石君や南谷君も走っている。
ひとしきり応援しながらローソンで買った弁当を喰って飲み物は缶ビールだよーん。
コース監視役の学生ライダーと話をしてレースを見る。
BR-2は集団ゴールだった。後で竹浪君に聞くと最終ラップ、半周手前でハスってスポークが
切れたらしい。
「今日は自信が有ったんですが凄く残念です。」
と静かに悔しがる竹浪君、抑制の効いた性格である。



何時ものロードレース追っ掛けの皆さん達も、ほぼ揃ってきた。
BR-3&女子のレースを見て色々と会話をする。
皆さん、選手に顔が広くて親しんでおられ、感心する。自分など全然判らない。
又、自分は狭量なのか三船さんのライバルになりそうな選手には良い顔が向けれない。
真理君や雅道君や土井君などモロに敵やからなー。
そして女子はラバネロの選手が優勝しアヤヤ嬢は引き役が多く2位に終わった。残念だった。



そして、いよいよBR-1が始まる。会場の雰囲気も高まってきた。
自分はリード号を走らせて、往路復路が見れるD地点へ行く。



■此処は見晴らしが良くて色々と集まってくる。(高木さん、藤野監督、宮路さん、安っさん監督)
 面白いので写真を1枚パチリ。



此処Dポイントのオフィシャル担当は岐阜のあさひ大学の選手であった。名前を聞いておくのを忘れた)
物知りな方で色々と話をしていた。
時間を潰している間にレースが開始された。



このDポイントは中々レースが見易い。
最初に此処に到着した時はなんてレースが見難い会場なんやと落胆したが、此処Dポイントは秀逸。
小さな上がりの上、ミニ峠みたいなもので選手もスピードが出ていない箇所、観戦にはもってこい
である。
おお、三船さんが走っているぞ、マッサー、頑張れー、行けー!!



序盤から逃げが出来た。
松村君@マトリックスやアンカーとかの3人集団に真理君が追いついてくる。おお、足を使ってくれぃ〜、
ええぞ。
4人の逃げは結構長く続いて集団は1分以内の辺りに付けている。



今回はオフィシャルの人が前集団との秒差を読み上げているので何時ものお役からは解放
されている。

ああ、楽でええわ。クラスが混ざる時などややこしくて困る。
此処は先頭集団から5分遅れると降ろされる。10分の時もあるが此処では5分と短い。
徐々に降ろされる人が出て人数は減るが飯田程ではない。
終盤になって逃げは吸収され恒例のカウンターアタックが出るがマトリックス他のスプリントを
狙っているチームが逃げを許さない。
「絶対に逃がすな!」安っさん監督の激が飛ぶ。
そしてゴールへと時間は迫る。
「〇〇と△△には気をつけろ、それと三船もしっかり注意しろ」
 ボソボソと藤野監督の指示が聞こえる。



そして最後の周がやってきた。
往路を集団が過ぎ三船さんに声援を送ると慌ててコースを出てリード号でゴール地点へ。

観戦者は多く居たが皆、同様に慌ててゴール地点へ。
申し訳ないが私はリード号なんでスムーズに到着、やっぱり単車は早いわ。
ゴール地点では最終ラップに入っていく集団から落ちた選手がパラパラと入ってきている。
静かな時間が過ぎ、そして集団はやってきた。
きたぞー!ゴール手前100m辺りの陸橋の下で集団を向かえる。
一番先に入ってきたのはアンカーの誰か。真理君も前に居る。
三船さんは6番手で入ってきた。



ちょっと難しいぞ、マッサー行け、イケー!!
ゴール!!ああ、頭を獲ったのは雅道君だー、
三船さんは3位、あああぁぁー、あかんかったー。



残念だ、実に残念だった。悔しい・・・。
一番悔しい思いをしているのは三船さん本人である。気の毒である。辛そうだ。
自分は単なるファンその1なんだが・・・、悔しそうな三船さん、辛いね、大丈夫ぢゃないね。
勝つって本当に難しい。
勝った人には全ての条件が綺麗に揃っている。そしてスムーズに勝利出来る。
勝てない時は条件が余り揃ってなくてもう少しー、という処でどんなに勝利に近くても届かないのだ。
三船さんの勝利を信じていたが現実は厳しかった。
悔しく悲しい想いで表彰式を見た。
でも三船さん、よく頑張った。お疲れ様!!次の輪島は難しそうなコースだが頑張ろう!!
この人を見よ!石畳の男は最後まで戦いは放棄しないのだ。



帰路は来た道戻りと又、ナビが言う。どうせ混んでいるやろうと思うが、悔しさ悲しさでドーデモ良い。
AUナビを聞きながら辿り着いた例の名塩の下り、いやー往路なんて目ぢゃない程の渋滞。
中国道も宝塚先頭で20kmの渋滞だったそうで下道も溢れた車でかなりのものだった。
矢張りゴキブリみたいな走り方でコソコソと車の列の中を這い回り遅い単車をどんどん抜いて渋滞から
抜け出して宝塚。此処から南下して43号線に入り弁天町・天王寺を経て帰宅した。
途中、余りに悔しくて大声で叫びつつの帰宅だった。
自分が悔しいと叫んでもしょうがないのである。


三船さん、元気出すんや。次、行こ!!