そして4日目になりましたー、それと三船さんのこと

長男のケーヤン逝去から4日目、周囲の皆様のお心遣いが申し訳ないです。
有難うございます。
昨日は仕事を休ませて頂きました。
今日からは一部ご配慮して頂いているが既に走り回りだしてます。



ケーヤン、いい奴だったが彼の肉体はもう無いから心の中で対話をするしかないね。
心の中で故人と話をする・・・、面白いもんです。
自分が言って返ってくる言葉は結局のところ自分で返しているんですね。
付き合いが長いから、自分がこう言えばこう返して来るだろうなと作りつつの
行為なのかも知れない。
今迄、腹を割った対話が出来ていないと中々難しいのではないか。



こう言うと変だが自分は息子に関しては以前からこう思っていた。
小さい時は親に叱られなだめられ褒められて育つ。
徐々に成長し考えもしっかりして来る。
その考えの根本になる哲学というべきものが高度であれば子供達は親をも
やがては凌駕するだろう。
いや、是非そうなって欲しいし、そう育てたい。
そして何時か子供は親の元から巣立つ。
縁が切れる訳では無いが子供も独立した人格なので子供の道を歩き始める。
それが一体何時なのかは判らない。
年齢を経ても立派に成長出来ない事もあれば幼くしてしっかり育つ事も有ろう。



そして我が息子:ケーヤンは後者の如く立派に育ったのだろう。
それが証拠に多くの親友から非常に慕われていた。
学校の生徒達もそうであった。あれ程迄とは・・・恐れ入った。
ケーヤンが亡くなってから知ったというのも情け無いが・・・。
正直、ケーヤンがこんなに多くの少年少女から慕われていたとは知らなかった。
立派に育っていたんやね、ケーヤン。
こう心の中で思うと、笑顔でこう返って来る。


「へっへっへっ、今頃何言ってんねん、父ちゃん。参ったか。」


「うーん、大したもんやね。せやけどアンタ、未だアカンで。
死んでしもてからは影響力徐々に消えるで。どないすんのや。」


「そんな事出来たら神やんけー。そら無理やわ。後は賢二に頼むわ。
おい、賢二、お前やれよ。はよー!」


「これこれ、無理言うな。賢ちゃんは未だこれからや。」


「それもそやな。そんなら父ちゃん、頑張ってな。」


とまぁこんな感じだろうか。
ケーヤンとは今迄色々と真面目な会話や面白い会話、つまらない会話を沢山してきた。
暫くは未だ続きそうな感じがする。
やがて、きっと言われるだろう。


「何時まで単車ばっかり乗ってんねん、体に悪いで。」


判ってます、判ってますとも。
仕事がウンタラ・コウタラばかり言っていてもショーガナイもんな。



■■■後になって恐縮ですが、三船さん、今迄大変お疲れ様でした。
やっと終わりましたね・・・、と思いきやイベントでのクリテリウムやCリーグで
未だ走るそうな。

今年はジャパンカップでロード期限切れになったのでは。
未だシクロクロスが有りまっせ。こっちのセレモニーも未だやし。
サウスチャイナシーも行く予定なんでしょ?かつて無い程、過酷なオフシーズンやったりして。
大丈夫ですか。。。


中学校の頃から自転車競技を開始し39歳、いやおそらく40歳になっても走りに走る三船さん。
おそろしく高密度な活躍振りであります。
頑健な精神と肉体の成果ですね。素晴らしいです。
初期の頃は悪役だったと思うけど、引退前になる程ヒーローに変じてきた。
ジャパンカップでの三船コール、聞きたかったな。
多くのファンの皆さんがそうやって三船さんを応援していると思うと私は嬉しくて
しょうがないです。
私は三船さんではないけど、皆さんに有難う、と言いたいです。
今年は悲しい事も有ったけど嬉しいことも有ったぞ!!