【自分の折衷なエコ走行】

さて今回は単車の話です。
現在乗っているのはホンダ・リード号100ccのスクーターです。
私の単車歴は思い切り長くて中2にスズキG80って単車に乗ったのが最初。
その後、色々な単車を遍歴してきている。



総じて言える事は貧乏だったので移動は出来るだけ下道だった。
燃費運転は好きだ。
昔の角スターレットに乗っていた時は20km/lはざらに出していた。
1600ccクラスの車だと16km/lも珍しい事では無かった。
単車だと25〜35km/lが多かった。
でもホンダXL-125は最長で50km/lを記録した事が有ったなー。
現在のリード号は2サイクルというのも有り30km/l程度である。
ガソリンタンクは7.5リットルという中途半端な物だが原付スクーターよりマシ。



兎に角、燃費運転に徹したいのだが交通の流れにも乗りたいし余り遅いのも
耐え難い場合が有る。

他人に迷惑を掛けながら燃費運転するのは流儀に反するのでしない。
基本は「風の様にやって来て風の様に消え去る」である。
「あれ、今何か此処を通ったかな?」
これを目指しているのだが・・・。甘くは無い。



先日の余部鉄橋を見に行って豊岡作業をした後の事。
豊岡〜出石〜但東〜福知山の区間であった。
豊岡市内を走っているときにガスメータがEを指していた。
その内、入れよう。せやけど出光とエネオスは気のせいか性能低下するんで
避けたいなー、と思っていて入れそびれた。
そのまま豊岡市外へ。
ガスリンスタンド、そのうちに有るやろうとタカを喰っていたが全然無いのだ。
出石の周辺に有るやろう、と思っていたが前々無い。
マジでガスメータは下向いてしまった。ヤバイ、ヤバ過ぎるー。
結局、危ない危ないと思いつつ但東の手前のJAガススタンドでやっと給油が
出来た。残り200cc程度しかなかった。危ないー。



10数年前にヤマハの250ccのトレールに乗っていた頃。
これは12リットル入るタンクが有ったがこの時は名阪国道伊勢道の道程。
この時も何故か給油しそびれてしまった。
芸野の付近でバスン・・・・バスン・・バスン。
ああ、何てことだ。ガソリンがぁ。。。。
安濃の手前の路側帯に遂に停止。ああ、どうしよう。



ふと見ると高架の下、少し向こうにシェルのガソリンスタンドが見える。
お、塀を乗り越え藪の中を突っ切ってあそこまで行こう!
トロールの警察が来るまでが勝負や!行くで!
たまたま塀の高さは低く乗り越えるのは簡単。
塀の外の藪が意外に手強かったが藪漕ぎは馴れている。
何とかアガイて下の道に出たら駆け足!急いでスタンドへ。
店員も深くは問わない・・・。
4リットルのオイル缶にガソリンを入れてもらい急いで戻る。
ああ、未だパトロールは来とらんかったわ。
急いで補給し立ち去った・・・、ああシンド。



20年程前にカワサキのZ750に乗っていた頃。
丁度奈良市の家から故郷の滋賀県東浅井郡琵琶町へ帰郷し、そこから帰ってくる途中だ。
深夜になった307号線を走っていてガス欠。ああ、何処かないのか。
辺りを見渡すと明るい箇所が。
あれは名神高速の多賀SAだ。あそこにはガソリンが有るぞ。
裏側へ行くとセメントで固められた傾斜が有る。
そこを攀じ登ってSAに強引に進入。例によってガソリンをひっそり買う。
オイル缶を持ってのセメント傾斜を下るのは多少危なかった。
単車用のブーツを履いていたので難しかったけど当時は5.11dをクリア出来ていた
位のフリークライミング能力が有った頃なので何の問題も無かった。



でも余り関心しないですね。
自分としては燃費が良くてガソリンタンクの大きな乗り物に乗りたいな。
思い出せば車の時も色々と有った。
原付で走っていたときはよくガソリンが入った4リットル缶を荷台に縛っていたぞ。
早い目の給油が難を避けるポイントなんだが・・・。
ガソリン残量計というのも不正確で当てにならない。
ガソリンは流量計がいいんじゃないのかな。
それよりも不注意な自分の性格が原因なんですが。