【遂に、ついにENDとなった三船さん自身の競技半生】

昨日の日曜日はKCC-第10戦、由良川の戦いだった。
此処で三船さんはレースを2位で終え、最後の自身のレース活動を終えた。
長い事お疲れ様でした。


三船さんの戦い振り、国内2003年からは多くの人に語り継がれてゆくでありましょう。
でも2002年12月までの戦い振り、多くの人は未だ余り知らないままですな。
ヨーロッパ期の戦い振りを改めて知りたいものですが忙しい三船さん、ちょっと今は
無理みたい。


■最後の肉体的奮戦、引退しようと走るのは止まらない。


■最後のレースで表彰台、2位でも上等ぢゃないですか。



昨日のレースの推移はメディアから流れてくるので省略。
竹之内君は序盤・中盤は自分から見たところ若干三味線気味だったのでは、と思った。
最後の2周で決めてきたけど、あぁ矢張りなと思って見ていた。
リード・ダレンもこのレースを最後に帰国するとの事、寂しくなるね。
でも三船さんが完全引退してしまって、これから誰を応援しようか。
応援する選手が思い当たらないのでレース観戦も気乗りしない。
応援先はジュニア高校生達かな。。。
連中も良く頑張っているけど、矢張り物足らない。三船さんが消えると淋しいねぇ。


■記念撮影をこっちから撮ると前は泥だらけだ。



レースの後で京都市内のカフェ・ハルディンでチーム員親睦会、擬似無礼講?
三船さんの後輩の宮本さんのお店、旨い物を食べながら3時間程談笑した。
三船さんも「引退」の言葉を振り払うが如くビジネスに専念状態ですね。
新しい「チーム・マッサ」、丁度実業団再編成にマッチした誕生で良かった。
そして従来から続く「マサヒコ・ミフネ・トッドコム」この二つの運営と一家を支えチームを
支える為の仕事がメインステージですね。頑張って下さい、お手伝いしますよ。



再編成になる実業団、ややこしい事だ。
今回の再編成で皆が望む体制が出来れば良いのだが、それは難しそうだ。
去年までの実業団階層BR-1が新しい階層TRに綺麗に収まるとは思い難い。
恐らく取り残されるチームや選手も多いだろう。
でもタクリーノ・キャプテンの中田さんが言ってた様に
「4年もしたら今と同じような状態になるのでは。」
自分もそう思う。
根本的な改革案ではないからな。所詮は付け焼刃と思えた。
だが当面はこの改革に乗り遅れないようにしなくてはいけない。
実力が有ればかならず上位に浮上出来ると信ずる。



実力が有れば浮上出来る、で思い出すのが元MMのO君の事。
裕福な家庭に育ったのが影響しているのか、ハングリーさが弱い。
勝負に対する執念が弱いのだ。
彼に、自分の命をも堵して勝負に出る強さが有れば必ずや頭角を現す筈だ。
由良川でもブレーキシューが外れてリタイアしたが、三船さんでなくても何とかして復帰を
図る筈。
しかし彼はピットに入った時点で敢闘精神は消えていた・・・。
残念だ。


あくまで自分の人生だから自分で何とかしろぃ、という意見は尤もで確かだと思う。
だが人間、つわものばかりではない。
誰かが適切なタイミングで支えて、ついでに尻を蹴飛ばして初めて大成する事も多いのだ。
自分が彼の尻を蹴飛ばしてやらないといけない、と思っている。
何処まで出来るか・・・、彼のガードは意外に高いからなー。