ブルペ又また敗退記

昨日の名古屋300kmブルペは全然でした・・・。


金曜日、雨が止んだ時を見計らって最寄り駅の五位堂から京田辺に有る近鉄新田辺
まで輪行
そこで三船さんCARに拾ってもらた後、一旦京都市内へ行き笹井君と合流した後で
一路夜道を岡崎へ。
車の中では明日の天気の話や風の中でのブルペに話が盛り上がる。
かなり風雨強まる中、岡崎城の傍にある「岡崎シングルホテル」に投宿した。
一泊2,980円也で安いのであった。(部屋に風呂が無いだけ)\(~o~)/



朝は4時半に目覚めて前日にコンビニで買った物を食べていざ出動。
車で少し移動をすると集合場所に到着した。
ブルペの集合場所って未だ2回目であるが大抵は寂しげな公園の中である。
早朝集まり夜中まで人が出入りするものだから、しょうがないですね。


■朝の集合場所の様子


注目のコンビ:三船さんと笹井君は或る意味マークされる存在。
他に強力ブルピニスト(というのか?)市川氏なども有名な存在と聞きましたが朝は誰が
誰か判りませんけど受付を済ませ車検もすませブリーフィングが終るとスタートである。
最初はゆるゆる走っている集団。
三船さん&笹井君に付いて行くが三船さんが「先行け」と合図。
なるほど私の状態をチェックしておこうという事ですね、了解しました。
で前に出て徐々にペースを上げるのだがー。



以前にブログにも書いた事が有るが朝の走り出しで調子が悪い時は何故か貧血を起こす。
この日がそうであった。
走っていても血の巡りが非常に悪くしんどい、苦しいでどうしようもない。
「和田さん、コンビニで停まったら」
と後から三船さんが声を掛けてきた。
ボトルの水が空だったのでその辺りのサークルKに止まって便所の水を貰うが、この時も
ぶっ倒れそうで危なかった。
足踏みとかして体を動かして少しでも血を回して何とか倒れずに済んだ。
三船さんも様子が変やと気遣ってくれたのでしょう。



さて水を入れて先行ゆっくり走っている人達を追い抜いて行くが調子は悪くフラフラ
したままで左右確認を余りせずに車を驚かしたりし、どうもいけません。
いけないまま、ダラ坂に入っていく。
調子が悪いままなのに無理にアウターで踏んでいって益々どうしょうもなくなる。
後ろから様子を見ていた面々も早々に自分をパス、さっさと前に消えてゆく。
自分はもー序盤も序盤、20km未満で一人旅状態に。
あぁ、今日もかいな。



今日は普通に指示された通りに走ろうと思ってQシートをハンドル辺りに付けて走って
いて距離計と見比べながら曲がる箇所をチェックしようと考えていた。
ところが何故かメータが変である。積算距離が出なくて0のまま。
ボタンを操作しようと思っても地図スタンドが邪魔で操作が出来ない。
そういう時は一旦停止してちゃんと操作すれば良いのだが、早ヨレヨレで正常な判断が
出来ておらずモタモタしつつ進んでいる内に曲がらなくてはいけない交差点を見逃す。
26km地点:根崎を曲がらず真っ直ぐに進んでしまいミスコースするが気付かず。
暫く走って様子が変だと思って地図を見て初めて判った。
さて絶不調だがコース復帰するか、DNFするか。。。



貧血はもう大丈夫になっていたが体のダルさは未だ有った。
「何処かショートカットしてコース復帰したろか。」
等と良からぬ事を考えて前に進む。
コースはかなり快適な状態になり暫し快走する。走りながら
「嘘はいかんな、嘘など付かずに正直にDNF宣言すべきや。
 DNF宣言して個人的サイクリングとしてコースを辿れば良いではないか。」
と当然の結論、そしてさらに前進する。
このまま進めば集団の一番前に出る事になるので三船さん&笹井君に遭遇出来る筈。



迷い込んだ301号線、最後は豪快な下りで楽しめた。
所々10%の勾配が有り結構長い下りである。若干濡れていたものの晴れだした天気の下で
すこし得した気分だった。
下界に下りて151号線〜県道を走る。



やがて途中で追い抜かれるが、どうやらこの人が1番手らしい。
しばらく付いてゆくが徐々に離れてゆく。あー、この程度走れておきたいなぁ、と後姿を
見送り更に暫く走り豊橋の町の中に入った辺りで三船さん&笹井君が登場。
「あれー?」「いや実は・・・」と少し話すがサッサと前に走り出す。



1番手の人とは明らかに違う二人の走り。
流石にシクロクロスをやっているだけあり自在に自転車を操り混雑している道も危なげなく
進む。うーん、上手いねと感心しつつ自分も付いて走る。
車が少なくなると二人のスピードも上がり出し、これには到底付いていけず離れだす。
最初の内は赤信号で追いついていたが普通に40km程でトットと前を引く三船さん。
もうアキマヘン。
そろそろDNF宣言(連絡)もしたいし水分補給もしたいので三船さんに声を掛けてから
離れた。
もう二人は見る見る間に遠くへ。先程の1番手の人に追い付くのも時間の問題だろう。



さて、これからどうする。
伊良子岬の突端まで行って引き返すか、と最初は思っていた。
半島への屈曲点の自販機前でストップしオフィシャル・スタッフに連絡、DNF宣言。
何人かの参加者を見送りつつ自分の不甲斐無さを嘆くが、しょうがない。
コーラを飲み小便をしてからスタート。
しばらく走るが中々の向かい風である。
この向かい風の中を三船さんはグイグイと走っていったに違いない。(事実そうでした)
暫し走っていたが空腹なのに気付き、ロングビーチ何某という場所に有ったサークルkで
ストップしパスタを喰った。美味しかったです。



■老朽メルクス号はドロドロ状態です。


■風は結構な西風だったが比較的単純な風向きで「優しい」感じがしました。


渥美半島は野菜の栽培が盛んみたいでキャベツが多かった。


で、ここで食べながら考えた。
太平洋を見たかったけど案外な丘陵地帯で海は見えないまま、このまま進めば何処かで
見えると思うけど、もーええかと。
車が止めてある集合場所、柳川瀬公園までは一旦豊橋に出て国道1号線を岡崎まで走る。
大体、60km程度だがトラックが多いし明るい内に戻っておきたい。
ではこの辺りで引き返すかーという事で先へ進むのを止めて来た道戻りで豊橋市内を
経由し岡崎へ向かった。
ヤケに天気が良くて晴れ渡り暖かく、のんびりした気分で走れたので残念では有るが
得をした気分にもなれた。



やがて日が高い内に集合地点に戻る。
そろそろ帰還用受付を作り出した二人のスタッフさんの手伝いをしたり談笑して時間
を過ごした。
やがて日も暮れてきた処で最初の帰還者が登場:三船さんでした。
少し話をしていると少しして笹井君も帰還。二人とも11時間少しで300kmのタイムとは
思えない程の快速振りで一同(尾澤さんと金井さんと自分)痛く感心しましたトサ。



この後、1時間以上は誰も戻らず暫くして市川氏が戻ってきた。
そして後片付けして引き揚げた。
自分は反省と言うか・・・言い訳有りません。
三船CARの後席で縮んでました。
笹井君の家まで行き笹井君と別れた後で三船さん宅まで乗せてもらう。
三船さん宅で下車、有難うございました。お疲れ様でした。
そこからは降り出していた雨の中をトボトボと踏んで帰った。
帰りしな、色々と考え事してノロノロと帰ったのでした・・・。