最低・・・

日曜日、吉野GFに参加しました。
イベント自体はトラブルも非常に少なく無事に成功裏に終わったみたいでした。
良かったですー。
だが自分に取っては最低な状態であった。



結論から言うと、吉野GFサポートでの走行は途中リタイアに終わりました。
スタート直後から全然のペースで三船さんや笹井君、伊勢君には待って待って待って・・・!
そこまでして頂いたのにスピードがアップする事は有りませんでした。
三船さんをはじめ皆さんには申し訳ない限りでした。



リタイア場所はたかすみの里に行く前の開路トンネルに至る登坂の手前です。
序盤の津風呂湖畔〜大宇陀〜菟田野での道中だけで自分の調子がいかに最低か
よく判り、これでは足之郷は到底越えれないのは明白であると考えた末です。
サポート用に背負った10数kgの荷物はこの日は特に肩に食い込み腰を圧迫し
ちょっとした上がりですらインナーに入れないと進まない状態でした。
こんな緩い丘が連続する辺りでインナー&ローを使わないと進まないなんて最低、
最悪です。



途中でタイヤをバーストしたという参加者が立哨の方の傍に止まっていた。
この人のサポートをしながら少し休憩し、修理完了して送り出した後で走行再開した。
事実上、自分がこの方面へ向かうグループの最後尾である。
後は看板回収隊が来ると立哨の人もこの辺りを離れて違う場所へ移動する。
自分の調子は本当に全然駄目なので、これ以上進んでも無駄だと判断。
この時点でリタイアを決断した。



菟田野の登坂開始場所付近から岩清水の立哨位置まで戻る。
こちらの立哨の嶋村さんにお願いし車で本部まで乗せてもらえる事になった。
有難うございました。
やがてガイド看板の回収トラックが来て看板を回収したので移動開始。
途中の立哨の方を1名回収し本部へ向かう。
車の中で暫し自転車談義が始まったが、この時間が一番楽しかったかな。
奈良サイクリングクラブのお二人、非常に広範な知識をお持ちで感心しました。
お二人とも自分自身をよく理解しておられるからと思いますが会話の端々が的確で
私にとって大変参考になりました。有難うございました。



やがて本部に到着。
車だと吉野警察付近から始まる登坂も苦しむ筈も無く楽しいものでした。
自転車を下ろして荷物を整理、日陰を見つけて暫らくの間は考え事をしてました。
考える事とは今回の不調の事。
今年の冬に初めて敗退の連続だった西神戸ブルペや伊良湖ブルベ、何とかクリアは出来た
近畿1周ブルベなどである。



ショックだったのは西神戸。
自分が走る前に想定したものと現実との巨大な落差に愕然だった。
200km走破に予想では8〜9時間、蓋を開けると11時間以上。
この事実を受け入れるのに暫く時間が必要でした。



その後の伊良湖ブルベでも序盤の登坂でズルズルと遅れフェードアウト。
そういう意味では今回の吉野GFも似た感じだった。
近畿1周は何とか頑張って途中に色々有ったが33時間で走り切り、今後の時間短縮も
十分に可能である事が判り唯一の成果で、流石にこの時は嬉しかった。
この後に心拍数の異常?が出てしまい再び泥の中に半分沈んでいる状態になってます。
やがて梅雨に続き酷暑の夏の到来。



公私共に忙しい日々が続き自転車へのモチベーションも下がり気味の毎日です。
ビシっとさせようと今回の吉野GF、サポート部隊への参加を折角、三船さんに頂いたのに
結果最悪で終わってしまい、三船さんや他の方々にご迷惑をお掛けしてしまいました。
本当に申し訳ない限りです。
今後の自分、色々と考えてしまいます。



尤も結論は明白で、自分のパフォーマンスを上げるしかない。
但し盲目滅法になるのではなく何らかの計画・明確な目標を掲げて行うべきだ。
これをどうするかが今後の眼目になるだろうと思います。

http://d.hatena.ne.jp/masahikomifune2/20100725