国力に翳りがはっきりと

何の話かと言うと勿論電力の欠如です。
全国的に原発が止まってゆく危機的状況だからです。


安全の話で行くと原発は無いほうが安心だが産業や経済の面からだと電気の安定
供給がないと文化自体に翳りが来る。
日本もやがてそうなるだろう。
エコだ何だと言っているが多くの産業が電力を求めて中国やベトナムへ出て行く
のはもう止められない事態ですね。
一時、日本の製造業空洞化とか言われていたが中国の労働力値上げも有り、やや
戻ってきた。これは良いことだと思っていたら原発事故で大変な状況に。
或いは日本はとどめを刺されたのかも知れない。
「日本は必ず蘇る」と内外で言われているが甘くは無いぞ。



自分がそれなりの会社の経営陣だったら電力が安定供給される場所へ行くだろう。
近視眼的に見れば温暖化ガスの排出量など政府が勝手に決めた事であり会社の経営
や多くの社員の雇用を考えると、そんなものはどうでも良い。
きっちり仕事を請けて活躍出来る環境が第一である。
それを考えると元々自国内での消費は少なく生産はストップを掛けられる状態なの
だから何の魅力も無い。さっさと出て行くだろう。
主たる産業が出て行った後に残されたのは過疎化した山村みたいな街である。
やがて高齢化に拍車が掛かり廃村が増えてゆく。


日本の自然環境を考えると、それも良いかも知れない。
色々な一次産業で泥々になり国土が破壊されてゆく中国みたいになるのは御免だ、
というならそれでもOKである。
流行らない観光地ばかりの国も住み良くて良いだろう。
人口も3000万人程度まで圧縮すればさぞや良い場所になりそうである。
その時初めて「うちの国には原発要らんのぅ。」と言えそうな気がする。


皆さん、どう思います?
(´-ェ-`)//