自分のロード初め〜その2

さて、目標と日時は決まった!
ではどのコースを使うかだ・・・。



元々はずっと以前からオートバイや車であちこちをホッツキ廻っていたので地理には
詳しい方である。
奈良市登美ケ丘は奈良県京都府の県境近く、そこを通っている道はR163である。
先ず、これを使い名阪国道の横を細々と通じる25号線旧道で亀山まで行く。
名四国道とか四日市街道といわれる23号線を使うべきか1号線を使うべきかだがー、
此処はよく分らず亀山付近は1号線で、その後は23号線でGo!という事で決定。
此処が素人の恐ろしさであった。



GW連休の早朝に家を出る。
163号線は近所なので問題なし。
ヘルメット無し、近眼なのでコンタクトをして適当なサングラス、短い目のジャージを
履いていたけど初心者なのにレーパンは履いていた。
足元は普通の運動靴、ペダルはトゥクリップが付いていた。
サイクルグローブなんて持ってなかったから当時やっていた岩登りで使うテープを手に
グルグル巻いて代わりにした。ベタベタしたが無いよりは大分良かった。
シフトは前2段後5段、ウォルバーのチューブラ!で予備は2本持った。
タオルを首に掛けていたが風で落ちそうになるので背中のバッグに引っ掛けたのが記憶
にある。



木津を通過し笠置も通過、一寸山越え的に伊賀上野まで到着したが適当なスピードだった
ので消耗は少なかったと思う。時折自販機休憩を交えながら名阪国道の伊賀IC付近から
いよいよ25号線旧道である。
オートバイで何度か走っていたので途中のガタガタ道は知っている。
一寸厄介な道やなーと思って進んだけど当時は今よりも砂利が深くて非常に走り難かった。
苦労して進んだ。基本、東行きは下り基調なので何とかなったのです。



此処を抜けると後は大した事は無い。
寧ろ、静かで落ち着いた道である。ボチボチ走って関で1号線に合流。
再び見知った道に戻った。
1号線で亀山の街を抜けて四日市・桑名を目指す。
急に大型トラックが増えてきた。
自分の右をビュンビュン飛ばして抜いていく。



その時はそんなに感じていなかったけど、きっと自分が邪魔でしょうがなかったに違いない。
今でこそ、オートバイで名古屋方面に行く事が多いので交通事情が判ってきたが基本的には
自転車に適した道では無いと思う。
と言っても23号線か1号線しかないのですが・・・。



そして追分で1号線分岐を見送り前進、塩浜でいよいよ23号線に本格突入
問題は此処から。
この先は特にトラックとかが多く、今では海山道-1交差点から先のオーバーブリッジは
自転車は走れない。側道へ逃げて少し先の西末広町辺りで復帰すべきである。
それでもトラックがビュンビュンな道なので避けた方が良いのだがー、迂回した記憶が
全くなく平気で直進し東邦瓦斯のガスタンクを眺めていた記憶が有る。
昔は交通量が未だ少なかったとしか思えない。



そして四日市競輪の横を通過し、ズンズン進んで稲荷町のファミマで12時休憩をした筈。
その後は長良川鉄橋〜木曽川鉄橋も車道で進んだ。
橋の手前の鬼頭商会のギロチン工場は記憶に無い。
そして飛鳥村を通過し次なる関所である梅之郷、此処から日光川を渡るのだが此処も自転車
は通れない筈。
なのに「盲人蛇に怖じず」というやつで何と直進してしまう。
日光川渡河は未だ道が広いから良かった。
そこから進んで何度かオーバーパスを走ったが流石にヤバい!と思って名古屋港方面への
下口で下道に。ひどく安堵した記憶が有ります。当たり前やね。