自分のロード初め〜その3

昨日のパリ〜ルーベではカンチェラーラがRVVに続く連勝という偉大な結果で
幕を閉じたがー、カンチェラーラ包囲網は凄いものであったとみえる。
その重包囲網の中でのギリギリの勝利、瞠目でありました。
苦しかったであろう、それによく耐えました。大したもんです。



さて、自分の場合はカンチェラーラを思うと全くもって大した事は無い。
チョビっとしたもんです。
でもまぁ物語を中断する事も無いので続けます。
さて・・・。
名古屋都市高速にビビって降りた後は23号線を辿るのですが、此処も東を
向いて走る限り、再びバイパスになります。
伊勢湾岸道の測道みたいな状態でして勿論、自転車は誰も居ません。
明確に自転車走行禁止って標識が無いから判らない。
そんなこんなで注意をしつつ豊明まで行くと1号線が近くなっている。
此処で1号線に乗り換える。



淡々と道を辿るのですが岡崎まできてシューーッ。
何、この音・・・あぁっパンクやんかー!
ついに恐れていたパンクがぁーっ。
そう、ロードレーサー、それも生まれて初めてのチューブラタイヤでのパンクです。
事前にサイスポとか読んでいたし、タイヤ張りも経験していたので大丈夫です。
予備タイヤを取り出す。
プラスチックの平棒でコジてパンクしたタイヤを剥がす。
次に・・・矢張り知らん奴は使い物になりません。
バッグからセメントを取り出してペタペタ塗りだす。
今、塗らんかてええのにー。
知らんからーしょうがない。
少し乾くのを待つけど、そう簡単に乾かない。
手もリムもセメントでベトベトになったが何とか交換した。
空気も苦労して何とか入れて走行再開〜。
30分程、空費してしまいました。



そこから先の事は余り覚えておりません。
兎に角、しんどかったけど唯々走り続けただけです。
その内に豊橋に着いて、大きな交差点を左折して新幹線を潜る前に左折、
小さな道に入り「新所原」という駅に到着したのはもう18時か19時頃でした。
疲れ果てて・・もう止めやー、という事でこの近所の実家にて待機してくれて
いたNGT氏に電話、後は車で迎えに来てもらって実家に行きました。
確か、大好きな焼き飯を準備してくれていて大量に食べたなー。



まぁ大した内容では有りません。
これが自分に取って、まとまった初めてのロードレーサーでのサイクリング
でした。乗り始めて一週間で強引にやったのでかなり危なっかしかったです。
しかし、この達成感は何物にも代えられない素晴らしさだった。
これが自転車の面白さの一つでしょうねぇ。